全体版 特許庁産業財産権制度問題調査研究について | 経済産業省 特許庁

平成29年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書

知的財産 ュー･

ン

実態

関

調査研究報告書

平成30年3月

要

約

背 景

AIやIoT 活用 代表 第四次産業革命 進行 産業分野や階層 い 社外 知的財産

導入 手段 出資等 増加傾向 あ 過程 知的財産活動 観点 調査･評価 行 う 知的財産 ュー･ ン (知財DD) 重要性 増 い

本調査 目的

知的財産活動 評価 知財DD 標準手順書(SOP)及び 解説資料 作成 こ 事業者

出資等 実行可否 意思決定 際 知財DD 一般的 必須 調査事項や 必

要 資料 把握 う こ

公開情報調査

知財DD _{関連 国内外 書籍 論文 調査研究報告書及び ンター 情報等 利用 本調査}

研究 内容 関 文献等 収集 整理及び分析 行

国内 ン 調査

日本国内 企業12者及び

ー8者 出資等

け 知財DD 実施状況 関

調査 実施

国内 ン ー 調査

日本国内 企業511者及び

ー33者調査 実施

う 企業135者及び

ー7者 回答 得

標準手順書案 ー ン検証

知財DD 標準手順書案 ン

ン･ ー あ

GitHub 公開 修正案 公

募 行

委員会 け 検討

調査研究 関 専門的又 実務的 視点 検討 分析及び助言 得 本調査研究 関 実務経験及び専門的知見 有 者 構成 委員会 設置 計4回開催

ー 開催

知財DD 重要性 周知 標準手順書案 ー ン検証 東京 大阪及び福岡 公開 ー

計4回開催

総 合 分 析

知財DD _{実施 否 や 実施 場合 調査範囲 広狭や深度 業種}(_事業分野) _大

く異 出資等 目的 技術 知的財産 取得 目的 あ 否 や 事業

け 知的財産 影響 大 判断 い 傾向 見

出資等 経験 少 い者 い 知財DD 必要性 認識 調査 必要 適切 情報 指針

平成

29

年度産業財産権制度問題調査研究

知的財産

ー

ン

実態 関

調査研究

委員会名簿

委員長

秋元 浩 知的財産戦略 ワー 株式会社 代表取締役社長

委 員

芦田 耕一 株式会社産業革新機構 執行役員･ ー ン ー

後藤 勝也 AZX Professionals Group CEO 弁護士

田中 英富 株式会社 ン ー ン ン

ン ン

本田 圭子 株式会社東京大学TLO 取締役

ー ー

今村 亘 特許庁 総務部企画調査課 課長

松本 要 特許庁 総務部企画調査課 企画班長

足立 昌聰 特許庁 総務部企画調査課 法制専門官

下井 功介 特許庁 総務部企画調査課 企画班 課長補佐

平野 貴也 特許庁 総務部企画調査課 企画班 調整係長

吉野 涼 特許庁 総務部企画調査課 企画班 調整係長

関口 嗣畝子 特許庁 総務部企画調査課 工業所有権調査員

貝沼 憲司 特許庁 総務部企画調査課 研究班長

柳幸 憲子 特許庁 総務部企画調査課 特許戦略企画班長

武重 竜男 特許庁 総務部総務課 企画調査官

大出 真理子 特許庁 総務部総務課 企画班長

高田 龍弥 特許庁 総務部総務課 企画係長

鈴木 駿也 特許庁 総務部総務課 企画係員

西田 拓也 特許庁 総務部普及支援課 上席産業財産権専門官

森 智彦 特許庁 総務部普及支援課 支援企画班 支援企画第二係長

宇津木達郎 内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐

高橋 佳子 内閣府 知的財産戦略推進事務局 参事官補佐

松岡 孝昭 経済産業省 産業技術環境局技術振興･大学連携推進課

課長補佐

岩田 貴文 経済産業省 産業技術環境局技術振興・大学連携推進課

課長補佐

清水 大介 経済産業省 産業技術環境局技術振興・大学連携推進課 係長

水野 紀子 経済産業省 経済産業政策局知的財産政策室 室長補佐

松田 絵莉子 経済産業省 経済産業政策局知的財産政策室 係員

南 宏輔 株式会社産業革新機構 ー ン ー

事務局

堀野 功 株式会社NTT ー 経営研究所 ー ー

横野 敬 株式会社NTT ー 経営研究所 ン ン

児玉 英治 株式会社NTT ー 経営研究所 ン ン

江木 淳 株式会社NTT ー 経営研究所 ン ン

吉羽 真一郎 潮見坂綜合法律事務所 弁護士

後藤 高志 潮見坂綜合法律事務所 弁護士

目 次

要約

I. 序 ... 1

-. 本調査研究 背景 目的 ... - 1

-背景 ... 1

-目的 ... 1

-範囲 ... 1

-. 本調査研究 実施方法 ... - 3

-公開情報調査 ... 3

-i 調査方法 ... 3

-ii 調査結果... 3

-国内 ン ー 調査 ... 6

-i 調査方法 ... 6

-ii 調査項目... 6

-国内 ン 調査 ... 7

-i 調査方法 ... 7

-ii 調査項目... 7

-標準手順書 ー ン検証 ... 8

-i 検証方法 ... 8

-ii 検証結果... 12

-ー 開催 ... 14

-II. 本調査研究結果 ... 15

-. 出資等 知財DD 実態 ... - 15

-全般的 傾向 ... 15

-i ン ー 回答者 業種 ... 16

-ii 出資等 対象会社 業種 ... 17

-iii 出資等 目的... 18

-iv 出資等 ー ... 19

-v 知財DD 取引 与え 結果 ... 20

-i 製薬業界 ... 22

-ii ICT･情報通信業界 ... 22

-iii 製造業(輸送機械) ... 22

-iv 製造業(精密機器) ... 23

-. 知的財産権 関 調査 ... - 24

-調査対象 知的財産権 全体的 傾向 ... 24

-. FTO(FREEDOM TO OPERATE)調査 ... - 27

-FTO調査 実施状況 ... 27

-業種毎 傾向 ... 27

-. ン 調査 ... - 30

-ン 調査 実施概況 ... 30

-. 価値評価 ... - 33

-. ... - 35

-知財DD 実施状況 ... 35

-標準手順書(SOP) 今後 活用 い ... 35

-III. 標準手順書及 解説 ... 37

-. ー･ ン 総論 ... - 37

-ー･ ン ... 37

DD 実施上 制約 ... 38

DD 調査範囲 知財DD 位置 ... 39

-本標準手順書 使用上 注意 ... 40

-一般的 出資等 ... 41

-i 全体 流 ... 41

-ii 評価系 DD 目的... 42

-iii 一般的 DD 手順 ... 43

-iv DD 結果 評価･対応策 ... 44

-知財DD 手順 ... 47

-. ー･ ン 各論 ... - 48

-一般的 出資等 ... 48

-i 全体 流 ... 48

-ii 一般的 DD 手順 ... 52

-iii DD結果 評価･対応策 ... 55

-i 知財DD 全体的 進 方 ... 65

-ii 知財DD 手順毎 解説 ... 65

-標準手順書別紙 調査項目一覧表 解説 ... - 95

-開示要求 ... - 142

-資料編 ... 151

-資料 国内 ン ー 調査 ... - 153

-資料 -1 国内 ン ー 調査票 ... 153

-資料 -2 国内 ン ー 調査結果 ... 183

-資料 国内 ン 調査 ... - 257

-- 1 --

I.

序

.

本調査研究 背景 目的

背景

ー 企業 資本参加や 規模 大 事業提携等 取引(以下 併 出

資等 いう ) 実行可否 意思決定 い 主 買収者 出資者等(以下 出資者等

いう ) 側 出資等 関 判断 行う 必要 対象会社 財務 法

務面 評価や事業価値 検証 行う 一般的 あ う 実行条件

や契約条件 影響 あ 要素 対象会社 協力 得 行う事前調査 ー･

ン (Due Diligence 以下 DD いう ) 呼 従来 DD 範囲 い

財務及 法務 観点 い 必 行わ 以外

分野 い 実施 必 一般的 い

近年 AIやIoT 活用 代表 第四次産業革命 進行 伴い 産業

分野等 い 社外 知的財産 導入 手段 事業提携やM&A 増加傾向 あ

企業価値 占 知的財産等 無形資産 比率 拡大 傾向 あ

伴い 対象会社 知的財産活動 い 調査･評価 行う 知的財産 ー･

ン (以下 知財DD いう ) 重要 考え

知財DD 知財 専門的 調査や技術 評価 ー 不足等

必 一般的

目的

限 予算及 期間 知財DD 進 あ 社会通念上一般的 必須

調査事項 調査 望 い 事項や調査 必要 資料 適切

把握 必要 あ 事業会社 経営企画部門や知財部門等 知財DD 必

慣 い い者 知財DD 何 手 分 徒 時間 浪費

必要以上 範囲 調査 実施 不要 支出 多い 想定

本調査研究 主 出資者等 側 い 知財DD 必 十分 知見

有 い者 調査事項や調査手順 的確 迅速 把握 資 標準手順書

(SOP)及 解説資料 作成 例え 対象会社側 将来的 出資者等

側 DD 備え 実施 DD(いわ Sellerしs DD) い 本標準手順書 活用

投資家等 自社 知的財産活動 価値 有効 ン 可能

M&A市場 活性化及 円滑化 資 思わ

- 2 -

知財DD 下図 う 法務 観点 評価 観点

知財(活動)価値評価 2 観点 考え

法務 観点 評価 い 社会通念上一般的 必須 調査事項

範囲 い 議論 あ 法的 い 法令及 裁判例等 通 一

定 実務慣行 存在 一方 観点 知財(活動)価値評価 い

定性的又 定量的 ー 様々 考え 一 正解 存在

い

本調査研究 法務 観点 評価 従来 実務慣行 明

予算及 期間 限定的 環境 優先 調査事項 明

観点 知財(活動)価値評価 い 複数 考え方 紹介 ー

企業等 自社 価値 ン ー ン 高 役立 基礎資料 作成 行

う

知的財産

法務

知財

DD

- 3 -

.

本調査研究 実施方法

公開情報調査

i 調査方法

公開情報調査 知財DD 関連 国内外 書籍 論文 調査研究報告書及 ン

ー 情報等 利用 本調査研究 内容 関 文献等 収集 整理及 分析

ii 調査結果

米国 M&A1 強 持 法律事務所 あ _{Finnegan,Henderson, Farabow, Garrett}

& Dunner, LLP(以下 ン法律事務所 記載 ) 知財DD 関 論文

2000年代初 公表2 い う 米国 知財_DD 体系立 整理 _M&A

重要 一項目 取 組 背景 あ

一方 日本 2005年頃 知財DD 関連 議論 出始 いわ い 3

本来 DD M&A い 主 買収 関 最終判断 行う

や対象会社 協力 得 対象会社 関 情報 収集や問題点 発見

調査4 いい 日本 知的財産 ₁ 独立分野 _DD 行う や 企業

価値評価 い 知的財産 取 出 価値評価 いう 必 一般

行わ い 5

2002年以降 わ 国 知的財産立国 目指 中 企業 価値評価 知的

財産 比重 大 6 いわ い 従来 優秀 製品 安価 大量 製作

世界 供給 いう 日本的 産業 あ 7 産業構造

い ー 変化 特 最近 IoT(Internet of Things) ー

AI(人工知能) 第四次産業革命等 有形資産 知的財産 含 無形

資産 企業価値評価 い 重要視 う い 特 技術系 ン

1 _{M&A Merger & Acquisition(合併・買収) 略 あ 買収企業 被買収企業 支配権 獲得 吸収}

傘下 収 あ https://kotobank.jp/word/M%26A-13526_{［最終 日：}2018_年3_月1_日］

2 _{Gerson S.} Paniがch っPaがenが Laく: Sがおaがegic Dきe Diligence、(７５５５)［最終 日：₂₀₁₈年₃月₁日］

3 従来 議論 少 _{M&A due diligence} 知的財産 関係 い 問題点 指摘

行う 当時 議論 活発 示 い (_中山信弘 M&A

due diligence 知的財産 NBL No.866 7－12頁(2007年))

4 _{TMI総合法律事務所・ ー ン ー合同会社編 知的財産 ー}

ン 実務(第3版)2016年 4頁

5 _{前掲 M＆A 成功 導 知的財産 ー ン 実務(第3版) 5頁}

6 _{知 的 財 産 戦 略 大 綱 第 2 章 3 ． 活 用 戦 略 (2) 知 的 財 産 評 価 活 用}

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki/kettei/020703taikou.html#2-3-2［最終 日：2018年3月1日］

- 4 -

ー企業や中小 製造業 知的財産 企業価値 大部分 占 重要資産 あ 知的財産

企業 価値 源泉 一方 企業 い ー 化 進 大企

業 ン ー企業や中小企業 海外進出 時代 今後 他社

提携 自社及 他社 技術 売買 知的財産 取得 目的 企業 M&A 増

加 傾向 あ 予想

今 企業 い 知的財産 重要性 必 認識 い い 知的財産 総

合的 評価・調査 専門家 少 い等 理由 知財DD 体系的 論 少

8 知的財産 企業 価値 重要性 鑑 徐々 知財_DD 関連

議論 高 知財DD 発見 問題点 最終契約 際 買収価格

反映 表明保証等 条項 中 対処 当事者 段階

知的財産 関 重大性 気付 交渉 難航 や 契約 対処

い 重大 問題点 発見 交渉自体 破断 あ 得 9 あ

重要性 文献 少 い 増え い 状況 あ

う 流 踏 え 知財DD 関連 文献 一例 挙 岩瀬吉和弁護

士・山上理弁護士( ン ー ン・毛利・友常法律事務所) M&A 知的財産権

取 扱い 2006年 公表10 鮫島正洋弁護士₍内田・鮫島法律事務所_{) M&A}

特許 ー・ ン 2006年 公表 い 日本弁理士会 知的

財産 価値評価 報告書 (知的財産価値評価推進 ン ー報告第1号, 2005年)

特許庁産業財産権制度問題調査研究 企業再編 特許権等 取扱い 関 調査研

究報告書(2009年) 同 知的財産 価値評価 踏 え 特許権等 活用 在 方 関

調査研究報告書(2010年) 等 報告書 知的財産 価値評価 知財DD 関連 議論

活発化 あ

特 知的財産 特性 特定 困難性 権利範囲 不明確性 侵害 容易性

価値評価 困難性 権利内容 変動性 定義 特性 踏 え 上 産業財産

権 著作権 関 諸論点 い 論 書籍 知財 ー ン 11 直近

数年 知的財産分野 動 や平成26年以降 特許法改正等 踏 え 知的財産

ー ン 実務 い 執筆 書籍 M&A 成功 導 知的財産

ー ン 実務(第3版) 12 体系的 書籍 一例 挙

8 _{前掲 M＆A 成功 導 知的財産 ー ン 実務(第3版) 5頁参照}

9 _{淵邊善彦 知的財産 ー ン 最近 傾向 契約実務}

10 _{岩 瀬 吉 和 ・ 山 上 理 M&A 知 的 財 産 取 扱 い (2006 年)}

https://www.amt-law.com/pdf/bulletins6_pdf/101806_2-1.pdf ［最終 日：2018年3月1日］

11 _{佐藤義幸 知財 ー ン (商事法務 2010年)}

- 5 -

以上 今般 調査 結果抽出 主 文献 下記一覧 示

主 抽出文献一覧 書籍

・ M&A 成功 導 知的財産 ー ン 実務 第3版 (TMI総合法律事

務所 編, 2016年)

・ 知財 ー ン (西村あ 法律事務所 弁護士 佐藤義幸, 2010年)

・ 知的財産 ー ～ わ 本 (北沢優樹著 鈴木公明編, 2009年)

調査研究報告書等

・日本弁理士会知的財産価値評価推進 ン ー報告第1号(平成17年4月1日～平成18年3

月31日)

・平成20年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書 企業再編 特許権等

取扱い 関 調査研究報告書 財団法人 知的財産研究所

・平成21年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書 知的財産 価値評価 踏

え 特許等 活用 在 方 関 調査研究報告書～知的財産(資産)価値及

料率 関 実態把握～ 他

雑誌等論文

・岩瀬吉和・山神理 M&A 知的財産権 取 扱い ( ン ー ン・毛利・友常

法律事務所, 2006年)

・鮫島正洋 事例 学ぶ M&A 特許 ー・ ン ( 法務 2006

年6月号 114-121頁, 2006年)

・淵邊善彦 知的財産 ー ン 最近 傾向 契約実務 (MARR 223号,

2013年)

以下 Finnegan, Henderson, Farabow, Garrett & Dunner, LLP ・Patent Law：Strategic Due Diligence (Gerson S. Panitch, 2000) ・Demystifying IP Due Diligence (Michele Bosch, 2006)

- 6 - 国内 ン ー 調査

i 調査方法

国内 ン ー 調査 日本国内 知財DD 実施状況等 把握 国内

出資等実施件数 上位企業及 関係 ー 対 以下 調査 実施

調査 ー 出資等 知財DD 実態調査

調査期間 2017年11月10日～2017年12月15日

調査対象 日本国内 出資等実施件数 上位企業及 関係

ー

送付数 企業511者 ー33者 計544者

回答数 企業135者 ー7者 (回答率26％)

調査方法 ン ー 調査

ii 調査項目

出資等及 知財DD 実態

知的財産権 関 調査対象項目

 調査対象項目

 特許権 実用新案権 又 対象 得 技術等

 商標権又 対象 う 標章 ー ン 等

 意匠権又 対象 う 工業 ン等

 著作物( ン ン 及 等)

 営業秘密･

 他 知財契約

紛争等 関 調査対象項目

ン 関 調査対象項目

- 7 -

国内 ン 調査

i 調査方法

国内 ン 調査 日本国内 知財DD 実施状況等 把握 出資

等 実績 有 企業 及 出資等 関係 業務 行う ー 対 以下

調査 実施

調査 ー 出資等 知財DD 実態調査

調査期間 2017年11月8日～2017年12月27日

調査対象 日本国内 出資等実施件数 上位企業及 関係

ー

実施数 企業12者 ー8者 計20者

調査方法 訪問 聞 取 調査

ii 調査項目

知財DD 実施

知財DD 結果 M&A 与え 影響

価値分析

知財DD 対象技術

知的財産権 調査

権利侵害(FTO) 調査

ン 調査

- 8 -

標準手順書 ー ン検証

i 検証方法

検証作業 ー

ー ン管理機能 Web上 共同作業 ー 世界最大級 ー

あ GitHub 13 使用 知財_DD 標準手順書 ー ン検証 実施

GitHub 使用 ー ン検証 公開 標準手順書案 対

修正案 修正案 採択状況 履歴 全 一般公開 あ 標準

手順書作成 透明性 確保 企業 知財DD実務担当者 現場 声 吸い

上 実現 や い環境 構築

GitHub 使用 ー ン検証 い 上述 う 利点 あ 反面 ー

自体 ン 主 ー ー層 開発 本 ー

ン検証 主 参画主体 想定 弁護士 弁理士 ン

ー 事業会社 知財関係者 運用 あ ー ー ン ー ー

等 敷居 高い 想定 当 ー ン検証 必要 最低限 GitHub操作

方法 関 ン合同会社 監修 下 GitHub操作 作成

ー ン検証用 ー 上 公開 (図表1)

標準手順書 ー ン検証 行う ー 選択 際 ー

ン管理 ー 複数 共同開発用 ー 比較検討

選定基準 利用者 心理障壁 低 影響 与え ー 知名度 消費

少 選定時点 ー ー数 長期継続運用 耐えう 過去 ー 継続実績

総合的 判断 GitHub 選択

ー URL：https://skipdd.github.io/github.html

- 9 -

- 10 - 検証項目

GitHub上 検証項目 標準手順書 構成 以下6項目 関 調査

項目 調査目的 及 調査資料例 項目 い 原案 公開 加筆･

修正 必要性 関 意見公募 行 (図表2)

1. 対象会社 価値源泉 技術 ン ン ン ン

営業秘密等(以下 技術等 ) 分析･特定

2. 対象技術等毎 対象会社 利用可能性･利用可能範囲 調査

3. 対象会社 知財関連紛争 調査

4. 第三者 権利 侵害 調査(いわ FTO調査)

5. ン 調査

6. 価値評価

更 ー ン検証 実施 周知 広報活動 検証開始日 あ 平成29年

11月21日 ン合同会社 NTT ー 経営研究所 共同 ン

開催 同時 共同 ー 行

･当社 ー URL：http://www.keieiken.co.jp/aboutus/newsrelease/171121/

同時 事業周知活動 一環 Twitter ン 開設 ー 告知や

露出情報 拡散 実施

- 11 -

図表 2 ー ン検証用GitHub ーン ョ

･検証URL：https://github.com/SKIPDD/DueDiligence/

- 12 -

ii 検証結果

検証期間中 各項目 対 修正案 提案 (一例：図表3)

寄 修正提案(Pull Request)件数 及 採択 反映 修正案件数 修正項目

以下 あ

 修正提案件数：30件

 反映 修正案件数：26件

 修正項目

1. 対象会社 価値源泉 技術 ン ン ン ン

営業秘密等(以下 技術等 ) 分析･特定

2. 対象技術等毎 対象会社 利用可能性･利用可能範囲 調査

3. 対象会社 知財関連紛争 調査

4. 第三者 権利 侵害 調査(いわ FTO調査)

5. ン 調査

6. 価値評価

本 ー ン検証 進 上 GitHub 使用方法 検証参画対象 想定

い 弁護士 弁理士 企業 知財管理部門担当者等 IT/ICT系 ン 有

い者 ン ー 等 点 判 い いう問題 改 再確認 前

述 通 Web上 操作 等 公開 い 結果的 ーや個別

説明会等 ン 説明会 実施 ン 作成 実際 修正提

案受付 至 ー あ う IT ー 導入 際 わ や

い操作説明 ン ン 適切 形式 配布 重要 あ 示唆 得

- 13 -

- 14 - ー 開催

本事業 主題 あ 企業等 M&A 実施 際 知財DD 必要性 並 知財DD

標準手順書 ー ン検証 採用 GitHub 使用方法 関 東京 大阪 福岡 3都

市 ー 実施

a ー 内容

 M&A_{取引 手順} (潮見坂綜合法律事務所 弁護士 後藤高志)

 M&A 知的財産関連 解説 (同 弁護士 吉羽真一郎)

 知的財産 ー ン 標準手順書 活用方法 (NTT ー 経営研究所)

 GitHub 用い 標準手順書 共同編集 進 方 (同上)

 知的財産 ー ン 標準手順書 解説 (最終回 潮見坂綜合法

律事務所)

 知財 DD 標準手順書 企業 活用方法 (最終回 NTT ー 経営

研究所)

b 開催実績

東京(平成30年1月16日) 事業会社14名 弁護士1名 関係者1名

大阪(平成30年1月23日) 事業会社11名 弁護士5名

福岡(平成30年1月29日) 弁護士4名 司法書士1名

東京(平成30年3月6日) 事業会社7名 弁護士1名 ン ー 1名

参加者 主 ン

･M&A 行う際 知財絡 生 実際 ー 聞 い

･知財DD 行う適切 ン い 教え 欲 い

･ 標準手順書 対象会社 選定 後 使用 あ 企業 知財部

- 15 -

II.

本調査研究結果

.

出資等

知財

DD

実態

全般的 傾向

本調査 企業買収(M&A) 実施実績 あ 企業及 ー 対 ン

ー 調査及 ン 調査 行 結果 ン ー 調査 い 企業135者

ー7者 計142者 回答 得 ン 調査 い 企業12

者 ー8者 計20者 対 聞 取 調査 行

ン ー 調査 回答者 業種 機械･電機 38％ 占 次い 化学･薬品

自動車･輸送機 いう順 多 (図表4) 出資等 対象会社 業種 い

質問 対 機械･電機 化学･薬品 業界 い 業界内 出資等 多い実

態 見 (図表5) 前述 2 以外 業種 運輸･通信･電機･ ･ ー 他

業界 多い傾向 見

企業 出資等 実施 目的 業界内 拡大 最 多 (図

表6) 場合 知財 重要性 既存 領域 知財 重要性 反

映 推察

次い 多 技術等 獲得 あ 自社 既存 領域以

外 異業種 出資等 実施 含 出資等 DD い

当該異業種 土地勘 い 特 当該領域固有 問題 関 DD

難航 予想 特 知財DD い 産業財産権 適切

評価 い 自社内 知財管理部門 異業種 領域 い 専門的 知

識 持 人材 う 活用 手法 確立 重要性 高 い

考え

ン 調査 い 製薬業界 い 医薬品 製造･販売 関連 特許

事業 実施 上 必要不可欠 あ 出資等 際 必 知財DD 実施 知財

部門 人員 他業種 比 多い い 傾向 見

一方 ICT･情報通信業界 特許化 い い技術 や新規製品 早期市

場投入 重視 あ 知財DD あ 入念 行わ い い 又 行

わ 最終的 経営層 意思決定 い あ 結果 重要視 い い 傾向

ン 調査 い 確認 同 製造業 輸送機械や精密機械

PC周辺機器等 業界分野毎 最終製品 中 知財 占 重要性 異 知財

- 16 -

i ン ー 回答者 業種

図表 4 企業向け ン ー 調査結果 ン ー 回答者 業種

本 ン ー 回答者 属性 多 機械･電機関係(50社) あ

次い 化学･薬品(25社) 自動車･輸送機(17社) い

1

0

1

2

8

25

4

50

17

0

12

8

2

0 10 20 30 40 50 60

水産 農業

鉱業 石油/ ス開 含

建設

食品

繊維 紙

化学 薬品

資源 素材

機械 電機

自動車 輸送機

金融 商業 動産

運輸 通信 電気 ス ビス

そ 他

回答 い

- 17 -

ii 出資等 対象会社 業種

図表 5 企業向け ン ー 調査結果 出資等 対象会社 業種

出資等 対象会社 多 機械･電機(47社) 次い 化学･薬品(27社) 運

輸･通信･電機･ ･ ー (10社) あ

0

0

1

2

5

27

4

47

7

0

10

4

20

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

水産 農業

鉱業 石油/ ス開 含

建設

食品

繊維 紙

化学 薬品

資源 素材

機械 電機

自動車 輸送機

金融 商業 動産

運輸 通信 電気 ス ビス

そ 他

回答 い

- 18 -

iii 出資等 目的

図表 6 企業向け ン ー 調査結果 出資等 目的

出資等 目的 業界内 獲得 技術等 獲得 多 次い 事業展開

地域 拡大 い

58

56

47

25

19

16

13

11

2

19

0 10 20 30 40 50 60 70

業界内 ア拡大

術等 獲得

事業展開地域 拡大

ュ チ ン 補完 強化

ス 追求

異業種へ 参入

ン 等 獲得

設備 IT 研究開 等 投資効率 向

そ 他

回答 い

- 19 -

iv 出資等 ー

図表 7 企業向け ン ー 調査結果 出資等 ー

出資等 ー 株式譲渡 多 次い 事業譲渡 合併

業務･技術提供 順 あ

48

41

33

31

12

12

11

4

25

0 10 20 30 40 50 60

株式譲渡

事業譲渡

合併

業務 術提携

会社分割

第 者割当増資

株式交換 株式移転

そ 他

回答 い

- 20 -

v 知財DD 取引 与え 結果

図表 8 知財DD 結果 取引 与え 結果

知財DD 取引 与え 結果 表明保障条項 設定 最 多 次い 誓

約事項 明記 取引実行後 PMI 検討 い 一方 取引自体 中止 多

約1割程度 あ

39

30

30

26

24

22

18

15

11

3

39

0 10 20 30 40 50

表明保証条項 設定 取引実行前又 実行後 誓約事項、取引実行 前提条件 し 明記 取引実行後 PMI 検討 取引実行後 売主 イセンス契約 内容 補償条項 特別補償 設定 影響 った 買収ス 変更、 す 知的 産権 特定方法 変更 買収価額 減額 取引自体 中

そ 他 回答 い

- 21 -

図表 9 ン 調査結果(企業) 知財DD 実施状況

業種 企業 実施_状況 コ ン

ICT/情報通信

K (ICT) ×

M&A実施 案件 知財 中心 実施 あ

い 知財 重要 あ いう考え方 社内的 強 必要 応 法律事務所等 依頼 い

L (情報通信) ◎

基本的 出資等 際 必 知財 含 DD 行

う 知財DD 案件 規模 社外 法律事務所

委託 ー 法務部門内 知財 ー 実施 ー あ

化学

E (化学) ○

企業買収 ン 投資時 DD全般 必 実施

い M&A 検討 始 DD ー 編成 対象

知財 作成 FTO 法律事務所

依頼 ー 多い

D (素材) ◎ 必 実施 経営層 現場担当者 知財DD 必要 重

要 あ 考え い

機械

B (OA機器) ×

投資銀行や証券会社 経営層 M&A案件 紹介 あ

経営層 協議後 必要性 認 段階 DD ー

編成 DD 実施 基本的 事業性 確認

必要 あ 特許 有効期間程度 確認 い

C (精密機器) ◎ 海外企業 中心 数多 M&A 実施 商標

意匠 特許 ン 一通 知財DD 実施

A (輸送機械) × 知財部 知財DD 対応 行 い い M&A推進

部門 相談 あ 場合 個別 対応

F (電子機器) ◎

当初M&A 想定 い 案件 対象会社 財務

判明 技術導入 切換え 際 知財DD

行 外部 ー 技術的内容 理解 い 言わ 社内 実施

製薬

G ◎ 知財DD 実施 買収時や製品導入時 や い

対象 ー 評価 い

H ◎

純然 知財 ン 契約 知財部 確認 知財部 知財関係 い 責任 持 法務部 契約全般 責 任 持 通常 契約 知財関係条項 関 法務部

確認依頼 受

I ◎

知財DD 原則実施 製品 絡 い い

全 行 い 共同研究 ン 等 契約 い 法務部門 関連部門

見

Ｊ ◎ 医薬品 特許 有効期間 範囲等 重要他社権利侵害 可能性 発覚 ー ･ 必 実施ー ー あ

- 22 - 業界毎 傾向

出資等 行う際 知財DD 実施状況 業界毎 異 傾向 見 各業

界 実施 い 出資等 目的 異 あ 考え わ 出資等

目的 対象会社 知財 取得 あ 場合 必然的 知財DD 重要性 高

入念 知財DD 行わ 最終的 M&A実行 際 意思決定 い 知財DD 結果

重要視 一方 出資等 中 知財 取得 重視 い い ー 知財DD

簡素化 形 実施 又 全 実施 い あ

i 製薬業界

製薬業界 実施 出資等 目的 主 医薬品 製造･販売 係 特許 取得

あ 医薬品関連 特許 新 い化学構造 物質 使用 わ 物質特許 既

存 医薬品 新 い製造方法 対 製法特許 新 い製剤方法 対 製剤特許

既存医薬品 新 い効能や効果 対 用途特許 4種類 あ 特許 中

特 重要視 物質特許 取得 膨大 研究費 時間 必要 出

資等 取得 行わ 製薬企業 行うM&A 際 知財DD 実施

必須 ー ン業務 あ 知財部内 弁護士資格や弁理士資格 持 DD 対 知

見 有 人材 多数配置 い 調査範囲 特許 有効性･強 網羅的

幅広 実施 必要 応 外部 法律事務所 連携 実施 製薬業界 実施

等 海外企業 対象 実施 ー 多 う 場合 買収対象会社 所

在 現地 法律事務所 連携 調査 行わ

ii ICT･情報通信業界

ICT･情報通信業界 い 製品 市場投入 ー ･ ･ ー 重視

出資等 実施 わ 経営判断 短期間 多 DD全体

通常1ヶ月 2ヶ月 い 短期間 内 実施 知財DD 実施有無 企業規模や

過去 出資等 実施前例 異 全般的 傾向 知財DD 結果 出資

等 実施判断 与え 影響 少 い ー 多 いえ 事業性

重視 傾向 あ

iii 製造業(輸送機械)

企業規模 大 い輸送機械関連 製造業 い 知財部門 知財DD 直接関与

い い ー 確認 規模 大 企業 い 自社 保有 知的財産権

管理 膨大 業務量 加え 実施 出資等 IoT AI 新規事

業分野 技術 取得 あ ー 多い 想定 う 新規事業分野 企業

- 23 -

知見 保有 人材 自社内 い い 知財DD 実施 出来 い いう実

情 特記 業界 傾向 あ

iv 製造業(精密機器)

製造業 中 製品 先行性 確保 上 特許等 知的財産権 確保 重要

精密機器分野 知財DD 多 ー 割 今回 ン 対象会社 出

資等 際 必 知財 含 包括的 DD 行 知財DD 分野 多

ー 割 知財DD 主体 法務部門内 知財 ー 実施 当該企

業 出資等 対象会社 多 海外企業 あ う 場合 対象会社 所在国

出資等 窓口 ー ン 経由 必要 資料 手配 資料 社内 分析

形 知財DD 行 い

v 製造業(OA機器 ー ー)

主 B2C製品 手掛 OA機器 ー ー 知財 取得 目的 出資等 行

わ い う 企業 基本的 出資等 際 重視 対象会社 事業性

あ 知財DD 必要 あ 場合 外部 法律事務所等 依頼 実施 形

- 24 -

.

知的財産権 関

調査

出資等 際 対象会社 保有 い 可能性 あ 多様 技術等 全 知財DD

対象 現実的 い 近年 出資等 DD 全工程 1～3ヶ月以内 終

了 求 人的 ー 制約 あ 実務的 調査 対象 技

術等 範囲 絞 込 必要 あ 本項目 出資等 現場 う 項目 調査

対象 い い 調査結果 記述

調査対象 知的財産権 全体的 傾向

ン ー 調査 結果 半数以上 企業 特許等及 商標 調査 回答

対 ー 等 調査未実施 場合 多い(図表10) 特許等 関

調査 実施 企業 い 調査対象 範囲 権利化 ー 最 多

次い 対象会社 権利帰属 確認 権利範囲 い (図表11) 専用/

通常実施権 担保権等 負担 有無 や 権利 有効性 過半数 調査 実施 い

調査対象範囲 対象会社 保有 全 特許等 調査 最 多 7割近

う 回答 (図表12) ン 調査 い 対象会社 製造業

製薬企業 多 あ 知財DD 際 調査 い 項目 特許 最

多 業種 行わ 出資等 対象会社 価値 源泉 知財 特許

あ 判断 い ー 多い 伺え 特 製薬業界 あ 医薬品 製

造･販売 可能 関連特許 出資等実行後 事業遂行上必要不可欠 あ

例外 調査 い 機械系 製造業 関 出資等 実施目的 対象会社

保有 技術 あ ー 多 う 場合 特許化 い 関

- 25 -

図表 10 企業向け ン ー 調査結果 知財DD け 調査対象項目

図表 11 企業向け ン ー 調査結果 特許等 関 調査対象 範囲

90

69

44

25

37

5

29

0 20 40 60 80 100

特許権、実用新案権、また そ 対象 得 術等

商標権また そ 対象 う 標章、 、 ン 等

意匠権また そ 対象 う 工業 イン等

著作物 コン ン 及び ロ 等

営業秘密

そ 他 知的 産 ビ タ等

回答 い

知 DD け 調査対象項目(N=122 複数回答)

80

74

59

56

50

37

3

4

0 10 20 30 40 50 60 70 80 90

権利化 ス タス 未出願、出願、公開、 録

対象会社へ 権利帰属 確認

権利範囲 特許 術的範囲

専用/通常実施権、担保権等 担 有無

権利 有効性

権利 可否 方法

そ 他

回答 い

- 26 -

図表 12 ン ー 調査結果(企業)特許等 関 調査対象 範囲

対象会社 保有

全 特許等

調査

68.9%

重要 特許等

限定 調査

22.2%

無作為抽出 特

許等 ン ン

調査

0.0%

他

4.4%

回答 い

4.4%

- 27 -

.

FTO(Freedom to Operate)

調査

自由 事業 調査(FTO調査) 特定 技術 事業 利用 際 起 う

他社 知的財産権侵害 確認 あ FTO調査 全構成要素 い

対象技術や知的所有権 存在 綿密 調査 必要 あ 現実的 出資

等 対象会社 事業領域 属 他社特許や技術等 網羅的 調査 困難 あ

FTO調査 対象会社 知財関連紛争 調査 中心 実施 い 一般

的 あ

FTO調査 実施状況

他社権利 侵害 訴訟等 直結 FTO調査 知財DD 際 優先的

行わ 項目 あ ン 企業 実務担当者 意識調査 行 知

財DD 一般的 想起 FTO調査 あ 多 実態

訴訟･紛争事案 顕在化 い 案件 調査 実施 多 場合外部

法律事務所等 委託 実施 多い 一方 近年増加傾向 あ 異業種

参入 目的 出資等 場合 対象会社 ー ･商品 う 侵害 あ

判断 知見 い場合 あ う 場合 FTO調査 内製

い

業種毎 傾向

ン FTO調査 実施状況結果 図表12 示

製薬業界 FTO調査

製薬業界 他社侵害 事業 非常 大 い 他 業種 比 網羅的

入念 FTO調査 実施 傾向 あ 調査範囲 広範 及ぶ 外部 法

律事務所 調査 一部 依頼 ー 多い 機密保持･情報管理 観点 自社内

評価 行う方針 企業 存在 場合 出資等 規模 大 い場合 外

部 法律事務所 一部業務 ー

ICT･情報通信業界

ー 事業展開 い ICT･情報通信関連 企業 FTO調査 実施

一般的 あ 対象会社 海外 企業 あ 多い 業界 特徴 出資等

検討 決定 至 期間 他 業界 比 短い FTO調査 対象会社 所

在国 法律事務所等 委託 完結 多い

製造業(輸送機械)

- 28 -

い 知財部門 関与 い い いう ー 確認 業界 既存領域

同業他社 出資等 事業規模 拡大 採算性 改善 主 目的 あ

多い FTO調査 実施 意義 薄い 一方 近年 事情 自動運

転技術 対応 IoT AI等 新規領域技術 獲得 出資等 実施

ー 増加 い 会社 未知 事業領域 あ FTO 調査 実施

あ う 権利侵害 あ 知見 社内 い 調査

出来 い い 理由 実施 い い場合 あ

製造業(精密機器)

精密機器業界 出資等 海外企業 対象 事業範囲 拡大や対象会社 技術 取

得 目的 多い 出資等 伴い対象会社 知財 利用 事業展開 実施

多い FTO調査 全 出資等案件 実施 い 海外企業 出資等

買収対象会社 所在国 法律事務所等 窓口 開示請求 行い 対象会社 提供

資料 知財DD 行い 規模 大 い案件 必要 応 現地 ー ン

- 29 -

図表 13 ン 調査結果(企業) 権利侵害(FTO)調査 実施状況

業種 企業名 回答 ン

ICT/情報通

信･

K (ICT) _○ 自社_効期限 具体的 調査_い J-PlatPat _{検索 行}特許や商標 存続や有_{い 更}

詳細 調査 必要 場合 法律事務所等 依頼

L (情報通信) ○ 社外 法律事務所 委託 実施 い

化学

E (化学) ○

FTO調査 行い 障害 得 他社特許 有無･権利化

状況 確認 検出 他社特許 抵触性/同特許

有効性判断 社外弁護士 依頼 ー 多い

D (素材) ◎ 基本的 社内 実施 い う 無理 場合

外部 使 い

機械

B (OA機器) × 必要 あ 外部 法律事務所 委託 実施

C (精密機器) ◎ M&A ー ン 手配資料 ー 知財部 実施

A (輸送機械) ×

実施 い い 対象製品 実際 入手 他社権利 侵 害 い う 発見 い い

知見 い 知財部 実施困難

F (電子機器) ◎

知財DD 実施 全 把握 出来

社内 J-Platpat検索 特許 権利化

状況 調査 問題 い 考え技術導入 検討 検 討 進 中 対象技術 自社 ー や技術

ン い 判明 結果的 技術導入 中 止

製薬

G ○

FTO 当該製品･技術 依存 い 場合

ー 出願国 特許 い 専門家 意見

う 運用 行 い 社内 社外両方 実施 必要 応 社外弁護士･弁理士 ン 取得

上 ー ン 付加 社内 ー

H ○

対象 海外企業 FTO調査 社内 実施

侵害性 有効性 評価 い 社外 実施 多い 情報 ン 避 出願 事務所 別 事務所 評価 依頼 多い

I ◎

FTO調査 実施 い 調査 基準 案件

異 M&A目的 最終製品 導入 あ 上市

後 実施 障害 い 等 重視 い 場合 機 密保持 情報管理 面 自社 調査 行う 基 本 あ 会社買収等 大規模 M&A 場合 社内

法律事務所 並行 評価

Ｊ ○ FTO _{関 法律事務所 依頼 多い}

- 30 -

.

ン 調査

出資等 際 対象会社 い 知財 う 方針･体制 管理 取 扱 い

調査 ン 調査 あ 全社的 体制 確認 個別 知財

対 調査 発見 潜在的 予想 出来 現状

体制 明 問題 あ 考え 場合 取引実行後 管理体制 見直

対策 講 出来 調査項目 1．知財 関 基本方針 2．知財(営業

秘密 除 ) 管理体制 3．営業秘密 管理体制 4．職務発明 挙

ン 調査 実施概況

知的財産 管理 関 ン ー 調査 結果 知財管理 組織体制 い 調査実

施 多い一方 30％弱 調査 実施 い い 分 職務発明 関

職務発明規定 有無 調査 多い 調査 実施 い い企業 30％弱存在

営業秘密関連 調査 管理体制 い 調査 多い 調査 実施

い い企業 40％弱存在 出資等 際 通常 対象会社 組織体制や業務規則

確認 実施 知財 関 ン 調査 一環 実施

ー 多い

- 31 -

図表 14 企業向け ン ー 調査結果 知的財産管理 関 調査項目

図表15 企業向け ン ー 調査結果 職務発明 関 調査項目

44

32

25

28

34

35

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

知的 産管理 組織体制

個々 知的 産 管理方法

知的 産 関す イセンス料収入又 支出 管理方法

権利化 ロセス 特許出願 関す 社内手 等

調査 し い い

回答 い

管理体制 関す 調査項目(N＝117 複数回答)

28

35

45

31

33

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

職務 明 あ 特許 特定

職務 明 対価 支払い 有無及び金額

職務 明規程 有無及び内容

調査 し い い

回答 い

- 32 -

図表16 企業向け ン ー 調査結果 営業秘密又 管理 関 調査項目

29

17

16

12

13

43

39

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

営業秘密又 管理 組織体制

個々 営業秘密又 管理方法

営業秘密又 関す イセンス料収入又 支出 管理方法

自社 他社 営業秘密又 混入 コンタ ョン 予防 回避等 方法又 組織体制

営業秘密又 取得方法 適 性を担保す た 方法又 組織体制

調査 し い い

回答 い

- 33 -

.

価値評価

出資等 際 い 対象会社 価値分析 行わ 中 出資等 主 目的 対象

会社 保有知財 取得 あ 場合 知財 価値分析 行わ い

実施主体 知財部 経営企画部や事業部 的 意思決

定 行う部門 DD 一部 実施 い ー 多い

- 34 -

図表17 企業向け ン 調査結果 価値評価 実施状況

業種 企業名 回答 ン

ICT/情報通

信･

K (ICT) × 知財 観点 実施 い い (知財目的 案件 あ

い)

L (情報通信) △

知財 価値分析 行う い M&A 際

経営陣 欲 い 思 い 対象会社 技術 技術部･事 業部中心 検証

化学

E (化学) △

既存 会社 買収 場合 株式 時価総額等 基準 売値 別枠 決 い 価値(金額) 厳格

算定 ー 少 い 重要特許 内容 確認 特許 弱点等 材料 減額交渉等 行う あ

D (素材) ◎

事業部側 出資等 戦略 対象会社 価値 沿 い 判断 い 特 素材系

事業部 決 案件 評価 ン あ 最近 傾向 特許情報分析 内容 選定 活 う知財部側 働 う い (山

内 )

機械

B (OA機器) × 知財目的 M&A案件 い 行 い い

C (精密機器) △

出資等 対象会社 保有技術 程度欲 い いう 買収 希望 事業部 人間 い 判 い 価値分析 事業部 開発部門 担当

A (輸送機械) △ 既存_{判断 い} 領域 出資等 あ 社内 事業部側

F (電子機器) △ 価値評価

R&D ン ー(開発部) 行

金額的 換算 確立 手法 い 出来 い 考え い

製薬

G △

知財価値評価単独 い い 事業価値 含 算 出 い 基本的 担当部署 評価 元 売上

事業評価 別部署 算出

H △ 知財売上予測等 事業開発部等 行い 予測通生 出 価値 見 い い 製品等独占権及 FTO 確保 否 知財 観点 評価

I △ 知財部評価 入あ い 価値評価知財 関 ン 製品行わ 価値

価値 各責任部門 担当

Ｊ △

価値分析 必 行 い 知財DD 範疇

DD 一領域 や い 具体的 医薬品

前臨床試験 い 研究所 臨床試験 い 開発 部門 主体 行う

- 35 -

.

知財DD 実施状況

本調査研究 結果 知財DD 実施状況 業種(事業分野) 大 異 傾

向 あ 確認 わ 知財DD 実施 否 や 実施 場合 調査

範囲 広狭や深度 出資等 目的 技術 知的財産 取得 目的 あ

否 や 事業 知的財産 影響 大 判断 い 傾向 見

知財DD 重視 代表的 業界 製薬業界 挙 特 医薬品 物質

特許 事業 実施 上 必要不可欠 あ 出資等 際 必 知財DD 実

施 い 特 創薬 巨額 費用 長い期間 要 他社侵害 事業

非常 大 い FTO調査 網羅的 入念 実施 傾向 あ 他 業界

い 出資等 対象会社 技術 取得 目的 い 場合 い 積極的

知財DD 実施

一方 ICT･情報通信業界等 う 特許化 い い技術 多い 新規

製品 早期市場投入 重視 事業規模 拡大 採算性 改善 主 目的

い 事情 あ 場合 知財DD 入念 行わ い い

知財DD 実施主体 知財・法務部 行 い 場合 経営企画や事業開発

い 部門 主導 必要 応 知財部 参加 又 外部 法律事務所等 依頼

場合 あ 例え 機械 ー ー 画像認識等 新規領域 技術 獲得

場合 異業種間 提携 今後増加 い 想定 う 場合

社内 当該技術 関 十分 知見 い いう状況 あ 得 う ー

い 異分野 知的財産 い 知見 う 補い 知財DD 進

い いう点 今後 課題 可能性 あ

標準手順書(SOP) 今後 活用 い

企業価値 占 知財価値 増大 従い 知財DD 実施 ー 今後 増加

予想 本調査研究 公開情報調査 結果 知財DD い 文献

非常 少 い いう事実 浮 上

一方 ン 調査 い 知財DD 調査項目や手順 い 手法等 社内

独自 い う 見受 現状 特 ー

企業等 い 知財DD 必要性 認識 調査 必要 適切 情報 指針等

得 困難 い 受 取

本調査研究 い 知財DD 実施 あ 一般的 必須 調査事項

- 36 -

画部門や知的財産部等 知財DD 必 慣 い い場合 本標準手順書(SOP)

活用 自社 事業領域や ・期限等各種 事情 合わ

自社 合 知財DD 確立 一助 期待

本標準手順書(SOP) 出資者等( ) ー 企業

等( 株主等) う 売主側( ) 将来 出資等 備え 自社 知的財産活動

い 留意 観点 把握 いわ Sellerしs DD 活用 期待

日頃 重要 ン 押 え 知的財産活動 行う 自社 知的財産

価値 高 投資家や将来 提携先 事業会社 ー

考え

今後 本調査研究 作成 標準手順書(SOP)及 解説書 事業会社 ー

企業 投資家等 広 知財DD 関わ 者 対 認知 我 国 知財DD

- 37 -

III.

標準手順書及 解説

.

ー･

ン 総論

ー･ ン

ー 企業 出資や事業提携 企業買収(以下 併 出資等 い

い ) 検討 対象会社 技術力や事業 将来性等 い 自社

ーや将来 ･ ン等 何 利益 魅力 感 始

実際 出資等 踏 切

対象会社 事業 継続 いく上 大 抱え い い

対象会社 技術力や将来性 価値 投資額 見合 い

事実 証拠 基 い 経営者や株主 合理的 説明 う 必

要 あ

う 出資者や提携 検討 事業者等(以下 併 出資者等 いい )

側 い 対象会社 評価及 価値評価 調査 検証 行う

ュー･ ン (Due Diligence)

呼 (以下 DD いい )

代表的 DD 対象会社 事業活動 法律上 い 調査 法務DD

や 対象会社 過去 税務処理 不備 い 調査 税務DD 主

評価 観点 行わ DD あ 一方 対象会社 事業活動 経営･経

済的 分析 期待 ーや ･ ン 得 検証

DD 主 価値評価 観点 行わ DD あ 財務会計処

理 適正 行わ い 企業価値 投資額 釣 合 い 検証 財務DD

評価 価値評価 両方 側面 有 い

従業員 人事評価 や雇用状況 確認 人事DD や 対

象会社 IT/ICT ン 構成や運営状況 確認 ITDD 主 企業買

収後 統合作業(Post-Merger Integration)(以下 PMI いい ) 便宜 実施

- 38 -

DD 実施上 制約

予 確認 い あ DD 調査 得 項目

無限 存在 一方 現実 DD 実施 い 制約 あ

第一 DD 費用 制約 あ

調査対象 資料 多 対象会社 営業秘密 当 多い 対象

会社 協力 得 開示 受 必要 あ DD 結果 出資者等 取

引 行わ い可能性 あ 無制限 自社 営業秘密 開示 好 あ

(出資者等 対象会社 潜在的 市場 競合 場合 )

実際 DD 開示 資料 見 者 出資者等 雇 外

部 弁護士や公認会計士等 専門家 限定 出資者等 調査報告 受 ー

比較的多 見 場合 調査 事項 拡大 外部 専門

家 支払う費用 増加 大型 企業買収 あ 多額 費用

第三者 調査 手配 正当化 少額 資本参加 う ー

調査範囲 限定 費用 抑え 必要 あ 14

第二 DD 対 時間的制約 あ

例え ー 企業 成功 ー 重要 あ 現在交渉中 出資者等

交渉 進 い あ 別 出資者等 交渉 進 い いう需要 あ

事業再編 ン ー探 う 支援 遅 対象会社 財務状態 悪

化 直結 ー あ 出資等 DD 実施期間 1~2 月

いう短い期間 設定 多い 実情 う 短期間 DD 行う

外部 専門家 活用 同時 真 確認 事項 調査範囲 限定 必要

あ

以上 う 事情 DD 調査範囲 合理的 絞 込 必要 あ

14 外注費用 抑え う 対象会社 同意 得 開示 資料 見

社内 者 限定 上 出資者等自身 内部 DD 実施 可能

専業 投資家(VC_やPE _ン ) _{あ 事業会社} DD _{専従 担当者 必 い}

いうわ い う う 必然的 社内 既存 人員(法務･知財部門や事業･

研究開発部門) 対応 得 対象会社 秘密保持義務 負担付 開示

情報 自社 開発 情報 担当者 頭 中 混同(contamination) う 対象会社

- 39 -

DD 調査範囲 知財DD 位置

費用や時間的制約 DD 範囲 絞 込 上 DD 実施 必要

あ いう点 立 返 重要

対象会社 事業 継続 いく上 大 抱え い い

対象会社 技術力や将来性 価値 投資額 見合 い

例え 自動車 ー ー 自動運転 実用化 向 自社開発 困難 車載

用 画像認識技術 研究開発 い ー 企業 出資 場合 考え

対象会社 株式会社 出資 手段( ー ) 出資者等 対象会社 新株

引 受 場合 法的 観点 対象会社 既存 株主 誰 対象会社

法律上有効 新株 発行 等 いわ 法務DD 実施 必要 あ

出資額 合理的 説明 引 受 新株 (将来)価値 出資額 見

合う 財務DDや DD 必要 う

何 必要 調査 い う

自動車 ー ー 対象会社 有 画像認識技術 価値 見出 い

画像認識技術 第三者 自社 競合 他 自動車 ー ー

(や 提携先) 保有 特許権 侵害 い 画像認識技術 自社 自動車

搭載 困難 又 追加 ン 料 支払い 必要 う

要素 対象会社 特許 関 大

反対 画像認識技術 い 対象会社 非常 強い(他社 回避 難 い 権利

範囲 広い等)特許権 有 場合 単純 画像認識用 売上 や自

社 自動車 搭載以外 他 自動車 ー ー ン や異業種(例え

ーン等 輸送機械) 展開 考え 要素 対象会社 価値 大 貢献

い

説明 単純化 特許権 侵害 や ン 価値 取 上

企業価値 占 知的財産等 無形資産 比率 拡大 傾向 あ

挙 法務 財務 DD う 対象会

社 知的財産活動 い 調査 検証 行う

- 40 -

重要 考え

知財DD い 特許法等 知的財産法 観点 行う いう意味

法務DD 一部 言え 技術や ン 上 価値 評価 いう意

味 DD 一部 いえ

必 知財DD いう形 独立 DD 実施 いう あ

対象会社 有 技術 ン ン 等 知的財産(以下 知財 い

い ) 魅力 感 出資等 行う あ 少 知的財産 いう観点

DD いう意味 知財DD 実施 必要性 高い いえ う

本標準手順書 使用上 注意

本標準手順書 知財DD 限 い一般的 DD 流 理解 一

般的 出資等 い 説明 (後記(5)) 上 知財DD 手順 一例

説明 (後記(6))

本標準手順書 知財DD 効率的 行う 手順 一例 挙 あ 知

財DD い 実施 調査 水準 示 あ わ

本標準手順書 記載 あ 調査事項 調査 け 経営上 善管注意義務

違反や忠実義務違反 いうこ あ 調査事項 い 不備 対象

会社 投資判断 常 影響 与え いうこ あ

例え 出資額 少額 あ 経営判断 低減 ー 重視

う 場合 必要最低限 調査項目 絞 込 事後 調査範囲外 問題 顕在

化 投資 読 込 あ い 考え

う

知財DD 発見 関 指摘事項 い 修正･治癒

容易 や 企業 成長 ー 照 事後的 対応 間 合う あ

仮 知財DD 行 明確 結論 あ 投資

出資者等 側 引 受 対象会社 一定 ン (あ 時期 是正

等) 約束 解決 あ

個別案件 具体的 手順 い 本標準手順書 参考 個別案件

- 41 - 一般的 出資等

i 全体 流

DD 含 一般的 出資等 手順 例え 以下 う あ

対象会社 選定

出資等 対象会社 選定

破綻後 事業再編 場合 複数 ン ー候補 対象会社(

管財人等) 主催 入札(bit) 同時 参加 こ あ

NDA_締結 営業秘密 含 対象会社 秘密情報 開示 対象会社･

出資者等間 秘密保持契約(NDA/CDA) _締結

初期的資料開示 本格的 DD 実施前 決算書や事業計画書 典型的 基礎

資料 開示

初期的検討

出資等 目的 う 手法 出資等 行う ( ー

決定)15 _{出資等 取引 実行 前提 最低限 条件(重}

要 前提条件)16 _{検討 こ 踏 え DD 方針や調査範囲}

決定

DD実施

初期的検討 決定 方針 沿 DD 実施

一般的 DD 手順 後記(iii) 知財DD 特性 踏 え 手順 後

記(6) 参照 下 い

最終契約締結 DD 調査結果 踏 え 指摘事項 対応 契約条項 盛 込

出資等 最終契約 作成

取引実行 前提条件 成就 確認 上 最終契約 基 取引 実行

統合作業(PMI) 実行後 ーや円滑 運営 確保 必要 手当(社内

規則 統合等) 行い

15 例え ー 株式 買取 あ 法務_DD 株主名簿 必 確認

16 例え 製薬 ン ー あ 出願中 候補化合物 い 特許登録 前提条

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ii 評価系 DD 目的

DD う 特 評価系 DD 行う主 目的 初期的検討 検討

重要 前提条件 (出資等 取引 実行 前提 最低限 条件) 裏付 事実

あ 否 確認 あ

次 重要 前提条件 障害 う 事実 い 確認 調査

前提条件 整わ い 判断 場合 取引 実行 必要 対応策

検討

多 取引 い 一般的 重要 前提条件 事由 対応 調

査大項目 大 整理 以下 う

重要 前提条件 調査大項目

対象会社や対象事業 収益源

(企業価値 源泉) 法的 担保

さ あ こ

 企業価値 源泉 法律関係 何

例え 創薬 ンチャー 製薬会社 特許 ン 共同開発

い あ 共同研究契約 等 大学 自社 ー

必須 特許 ン 受け い あ ン 契約 等

ここ いう法律関係 当

 法律関係 法的 保護さ い

例え 自社 独占 ン 受け い 大学 特許権 年金 納付

い 重要 取引契約 相手方 都合 一方的 解除

い 等 価値 源泉 権利関係 存在･継続性等 確認

担保さ 価値 評価 合理的

あ こ

 潜在的 債務 顕在化 存在 い

例え 自社 Web ー 第三者 商標権 侵害 損害賠償債務

負担 い 職務発明 関 相当利益請求権 基準

定 将来 付与 額 見通 立 い いうこ

い 等 潜在的 債務 当

取引 実行 そ 価値

減 いこ

 取引 実行 法律関係や価値評価 影響 い

例え 臨床試験中 医薬品 う 許認可 必要 事業 行 い

対象会社 事業 け 買い取 許認可 手続 や 直

うこ あ 出資者等 競合他社 間 対象会社 重

要 取引 結 い 場合 出資者等 出資等 こ う 重要 取引

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iii 一般的 DD 手順

DD ー 概 以下 う 手順 行わ

下図 う 資料 作成 ン ー 調査項目 定 順序

調査 発見 事項 追加調査 必要 判断 手順 繰 返 行わ

調査 手順や調査事項( ン ー時 質問事項等) 内

容 ･ ー ン 後 初期的検討 方向性 踏 え 具体化 い

･ ー ン 関係者 DD 手続や ュー 確認

開示資料 作成 開示 求 資料 作成 対象会社 提出

資料開示

資料 対象会社 開示さ

※ 資料 開示 ワー 上 専用 ー ー (VDR: Virtual Data

Room 呼 )経由 開示 普及 あ 機密性 高い資料

い DD担当者 対象会社 出向い 現地 会議室 原本

確認 いわ ン DD 場合 あ

開示資料 検討

開示資料 検討

※ 開示資料 検討 社内 人員 行う場合 社内 研究開発担当者や営業担当者

開示 資料 接 機会 い う 仮 や 得 関与 場合

必要以上 関与 こ い う 社内 情報遮断措置(Chinese Wall)

確認 う

書面 質問･回答

(QA _ー ) 質問事項 対象会社 提出 書面 回答 受領

ンタ ュー

経営層及び関係者 対象 口頭 ンタ ュー 行い

※ 特 書面や ータ 確認 重要 前提条件 い 口頭

確認 得 い場合 あ ここ 得 証言 い 後述 表明

保証条項 売主(対象会社 株主等) 確約 うこ あ

報告書作成

必要 場合 報告書 作成

※ 取締役会や外部 (銀行等) 説明 必要 場合 報告書 作成 こ

あ 外部 専門家 調査 依頼 場合 費用 抑え 重要 指

摘事項 限定 報告書( ･ ー) こ 一案

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iv DD 結果 評価･対応策

DD い 発見 い 取引自体 影響 評価 上 対応策

検討 必要 あ

高低 測 画一的 基準 初期的検討 検討 取引実行 重要 前

提条件 関係 予定 い 取引 目的 達成 程度阻害 う 相対

的 判断 あ

実務的 DD 発見 毎 う 対応策 採 決定

い 程度 応 具体的 対応策 例 例え 下図

う 整理

対応策例

高

取引自体 中止

主要 取引条件 変更 取引価格 減額

取引手法 変更17

中 契約書 け 実行 前提条件 変更･追加

実行前 義務 変更･追加18

表明保証条項 実行後 義務 変更･追加

低 出資等 後 統合作業(PMI) 対応 事項 検討

表明保証条項

発見事項

出資者等 い 受忍 い重大 発見 場合 売主 重要

取引条件(取引価格･取引手法) 変更 余儀 得 内容 取引条件

変更 他 契約条件 修正 対応 い場合 取引自体 中止( ー ･

ー ) う可能性 あ

17 例え 対象会社 株式 全部 取得 ₍完全子会社化 ₎ 対象会社 問題 あ 高い事

業 引 受 う 明 際 事業譲渡 方法 将来性 高い事業 切 出 買い受 あ 得

18 実行 前提条件 対象会社以外 第三者次第 内容₍特許 登録査定等₎ 含 実

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DD 明 高 分類 事実 発見

端緒 事実 あ 自体 顕在化 最終

的 契約 締結以降 実現 懸念 否定 い いう微妙 調査結果

得 方 多い 実情 う 場合 ー ･ ー

対応策 中 記載 う 契約条項 最

終契約 書 込 方法 採用 あ 契約書 定 条項 多

種多様 あ 主要 条項 利用目的 例え 下表 う 項目 あ 得

い 一 選 足 いう 1 (瑕疵) 関

重 規定 あ 得

主要条項 利用目的

前提条件

取引 実行日 (瑕疵) 改善(治癒) い け 出資等

実行 義務(ex.代金 支払義務) 負わ い 取引 安全

離脱 選択肢 確保

実行前 義務 売主 対 (瑕疵) 改善(治癒) 実施(履行) う求

実施 い(不履行)時 金銭賠償 求 権利 定

表明保証条項

(瑕疵) 該当 事実 契約締結日･取引実行日 特定 時点

い 存在 いこ 保証 事後 顕在化 金

銭賠償 求 権利 定

実行後 義務

取引 実行 否 影響 及 い 取引実行後 重要 前提

条件 維持 取引実行後 義務 負わ 一定 行為 行うこ

や不履行時 金銭賠償 求 権利 定

以上 う 手当 講 必要 い 判断 場合 出資等 後 統合作業

(PMI) 対応 実施 事項 い 検討

軽微 存在 又 特段 発見

い 契約上 手当 全 不要 わ あ DD 前記 う

時間や費用 制約 あ 対象会社や売主 提供 情報 依拠 得 い

完璧 DD 不可能

う DD 不完全性 補完 最終契約 い DD 前提 開示

資料･情報 網羅性(完全性) 正確性 担保 必要 あ DD

評価 開示 資料･情報 不足 正 い 前提 い

前提 覆 場合 責任(経済上 不利益 誰 引 受 ) 明

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例え DD 過程 い 出資者等 要請 情報 全 開示 開示

情報 正確 あ 等 表明 保証 定 表明保証(Representation &

Warranty)条項 明記 表明保証 違反 あ 場合 出資者等 損害 補償 義

務(Indemnification) 定 方法 考え

出資等 規模や対象会社 成熟度 照 常 必要以上 表明保証及び補

償義務 対象会社 求 こ え 過大 負担 ター 企業等 強い

時間 費用 限 い ター 企業 成長性 害 そ あ

こ 十分 注意 必要 あ

例え 組織内 ン や規程類 整備 出資者等 側 ン ン

支援 いう形 又 PMI 中 整備 い 足 必 今回 出資等 実行段階

完璧 あ 必要 い いう判断 必要

後述 権利侵害 有無 調査(FTO調査) い 網羅性 あ 調査 事前

ー 企業 行う 著 困難 あ 第三者 知的財産権 侵害 い

い 完全 表明保証 行う 困難

実務上 出資者等 い 期間や費用上 制約 完全 DD 困難 あ 事項 い

表明保証及び補償条項 対象会社 転嫁 こ 対象会社 大企業 あ

場合 妥当 こ あ ター 企業 酷 場合 多い 思わ

一定 い 投資 内在 出資者等 い 引 受